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自営農場 | 清和畜産

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清和畜産

管理獣医師とタッグを組み

豚・人・地域にやさしい畜産を実現

「病気に振り回されない養豚経営」を目指し、早川管理獣医師からのコンサルティングを受けながら、病気の予防と生産性の向上に注力した養豚経営を実践しています。

 

グループシステム、ツーサイトシステムを採用し、徹底した衛生管理のもと、病気の発生や感染拡大のリスクを最小限に抑えています。

 

また、飼養管理システム「Porker」を導入し、IOTを活用した衛生的で効率的な運営を実現。さらに最先端設備を導入し、豚・人・地域環境にやさしい養豚事業に取り組んでいます。

飼養環境と衛生管理を

徹底した生産体制

繁殖から分娩・離乳・肥育まで

一貫生産体制

自社農場内で、繁殖から分娩・離乳・肥育までを一貫生産することで、安定した生産・生産性の向上・安全安心で高品質な豚肉の提供が可能となります。

清和畜産
ツーサイトシステム

ツーサイトシステム

繁殖農場と肥育農場を分離した「ツーサイトシステム」を採用。各農場を越県で設置し、生育段階に合わせた防疫や疾病対策を徹底して行っています

オールイン・オールアウト方式

常に清潔な豚舎で新しい子豚を育てるために、棟単位で育成し、移動や出荷も一斉に行います。その後、空になった豚舎を隅々まで洗浄・乾燥・消毒して、感染リスクを確実に遮断し、新しい一群を入れる、という流れを繰り返す「オールイン・オールアウト方式」を採用。徹底した衛生管理による疾病予防と計画的な繁殖計画を行っています。

ツーサイトシステム
オールインオールアウト方式

グループシステム

通常、母豚の離乳・交配・分娩を週単位でそれぞれ管理するところを、3週分にまとめて管理する「スリーセブン分娩方式」を採用。これにより、1週間ごとに肉豚ロットが生産されるところを3週間に1回に集約化し、オールイン・オールアウトで棟管理を実現。豚舎を一度空にして徹底した洗浄・消毒作業を行い、豚群間に日齢差を設けることで、病気の循環を断ち切っています。

清和畜産
清和畜産
清和畜産
清和畜産

バイオセキュリティ

衛生的な飼育環境の管理徹底のため、従業員はもちろん、来場するすべての方にルール厳守の対応をお願いしています。

 

農場内には備え付けのシャワールームがあり、女性専用のシャワー室や休憩室も完備しています。

地域や働く人にも

やさしい環境づくり

縦型コンポスト

豚舎からの排泄物は、密閉型コンポストを使用し、微生物の力で発酵させて良質な堆肥へと変換しています。堆肥は地域の野菜農家の方へ提供するなど、自然エネルギーを活用した環境負荷の軽減、循環型農業の一端を担っています。また、専用システムでの臭気対策も行っています。

浄化槽

最新の浄化槽システムを導入し、施設内で汚水を分解処理することで浄化しています。また、有機物を分解するバクテリアを利用するなどして、においの流出を防ぎ、周辺地域への配慮を行っています。

 

豚舎の設計

豚にストレスを与えないよう、のびのびと過ごせるゆとりのある豚舎を設計。離乳舎は空調や照明を自動化し、豚にとって最適な飼養環境を整えています。

さらに、飼育の際の機能性なども重視し、働く人の環境改善にも努めています。

 

ポーカー

飼育管理システム「Poker」の導入

養豚経営支援システム「Porker」を導入。各豚舎の温室度、事故頭数推移など、農場内のあらゆる情報をデータ化し、従業員にも即時共有することで、豚群の状況変化をリアルタイムで把握することが可能に。これにより、生産の最適化や労働の省略化を実現しています。

養豚経営支援システム「Porker」

https://eco-pork.com/service/

豚も、働く人も、地域も、

すべてが健やかな未来を目指して

清和畜産

清和畜産では、「豚・人・地域にやさしい畜産」を目指し、日々さまざまな改革を実践しながら業務に取り組んでいます。

 

実は、私は30歳で就農するまで航空整備士として企業に勤務していました。そこで「お客様によりよいものを提供するために、まずは働く人が満足していなければならない」という企業理念に共感した経験から、農場を「農家」としてではなく、働く人々が満足できる「企業」として経営することを目指しています。まだまだ改善途中ではありますが、企業理念・労務体制・労働環境の整備に力を入れています。

 

また、経営研究会などでたくさんの経営者の方々に出会い、多くのことを学びました。子どもの頃から見慣れていた自社農場との違いや、経営に関する自身の固定概念などを改めて知ることができ、社屋や豚舎の建て替え、新しいシステムの導入などに取り組むきっかけにもなりました。

自らが学んだことや、養豚管理獣医師である妻のアドバイスなどをもとに、清和畜産ではグループシステム、ツーサイトシステムを採用し、徹底した衛生管理を行っています。新しい取り組みなので周りの方からも最初は驚かれましたが、おかげさまで病気の発生や感染拡大のリスクを最小限に抑えることができ、定時定量をしっかりと守る農場として、取引先の方からも信頼をいただいています。

 

病気や感染拡大の予防、地域の環境保全、暮らしへの配慮などの課題は、自分たちだけが取り組んで解決できるものではありません。今後は、畜産業の盛んな地域である旭市の一員として、生産者の皆様や畜産以外の一次産業とも連携し、環境対策、IT化などに一体となって取り組むことで、地域産業を活性化し、地域との共存を強化していきたいと考えています。

 

代表 菅谷 知男

祖父の代から続く清和畜産の3代目。高校卒業後は航空専門の短期大学校へ進学し、夢だった航空整備士として、大手航空会社へ勤務。キャリア10年目に、両親から農場を閉めるという話を聞き、天職だと感じていた仕事を辞めて畜産の道へ。38歳で経営を引き継ぎ、グループシステムやツーサイトシステムの導入などさまざまな改革を行いながら、妻である管理獣医師・早川結子氏と共に、「病気に振り回されない養豚経営」を実践しています。

Profile

会社概要

会社名

農事組合法人 清和畜産

代表者

菅谷 知男

創業

1972年(昭和47年)

資本金

2,155万円

母豚規模

600頭

本社所在地

千葉県旭市清和甲239番地

TEL

0479-68-2835

繁殖農場

茨城県東茨城郡城里町大字徳蔵90-1

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